円錐角膜の治療・手術【角膜内リング】


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円錐角膜とはどんな病気なのか

円錐角膜とは、角膜が薄くなり、前方へ円錐状に突出する眼の病気のことですが、原因はまだよく分かっていません。円錐角膜の発症は3:1で男性の方が多く、思春期に発症し30歳くらいで止まるようです。

円錐角膜になると、メガネでは視力が出なくなります。視力の矯正はハードレンズのみになります。また、症状が進むと角膜移植などが必要になるようです。円錐角膜では光の見え方が楕円形になったり、極度の乱視になるようです。ハードコンタクトを付ければ進行は緩やかになるそうですが、原因も分かっていないの根本治療法もまだ確立されていません。角膜がキツイ円錐形にまで進行すると、ハードコンタクトも円錐形の特殊な形状のものにします。

円錐角膜の患者さんの気苦労は多く、肉体的・精神的な負担がありますが、よく知られていない病気で、人の理解もあまりありません。

円錐角膜の治療・手術に!「角膜内リング(ICRS)」

角膜内リングは進行した「円錐角膜」を治療するための最新の方法です。 円錐角膜を手術で治す方法というのは、まだあまり広まっていません。

角膜内リングの手術では、円錐角膜の進行を遅らせたり、乱視の矯正が出来ます。また、軽い近視矯正も出来ます。

視力はレーシックのようには回復しませんが、円錐角膜のせいでメガネで視力が出せなかった人でも視力が出るようになります。また、円錐角膜の人が使えないソフトコンタクトが使えるようになります。

角膜内リングで円錐角膜を普通の形の角膜にもどす

円錐角膜の手術法「角膜内リング」の手術は、角膜の周辺部にトンネルを作成し、弓状(半円状)のリングを挿入します。角膜リングは直径5〜7ミリの2つ弓形をしており、厚さは様々です。(眼に入れるリングは、有機体に耐性がある安全性の高い特殊プラスチック性です。ポリメチルメタクリレートというシリコン素材)

そのリングを眼に挿入することにより、円錐形に飛び出した角膜を平らにすることができます。リングで、角膜の突出している部分を抑えるような感じです。そのため、円錐角膜の進行を遅らせることができます。

この手術は、円錐角膜のためレーシックを断られた人に提案される治療法として広まり始めました。

円錐角膜は近視と不正乱視の原因になるので、視力自体はそこまで回復しなくても、手術後は目が良くなったと感じる人が多いようです。

角膜内リングの手術費

費用は医院によって異なりますが、手術費は50万円位〜80万円台位です。

角膜内リングのメリット

  • メガネやソフトコンタクトでも視力を出したい人
  • 円錐角膜のためレーシックを断られた人
  • 進行中の円錐角膜の進行を遅れさせたい人
  • 不正乱視を矯正し、前よりはっきり見たい場合
  • 軽い近視矯正ができる
  • 術後問題が出た場合でも、リングを外すと元に戻せる

角膜内リングのデメリット

  • 手術費が高価である
  • 新しい方法なので症例が少ない
  • 必ずしも十分な裸眼視力を得ることが出来ない
  • 手術を実施している医院が非常に少ない